プレゼンテーション総括
例年同様、勝負の分かれ道は午後にありました。
今年は、ワンルームマンションのインテリアコーディネートです。
昨年玄関かつパース、一昨年はアイソメとびっくりが続きました。今年の予想は住宅居室+展開図+家具図でしたが、ある程度予想通りだったと言えるでしょう。
今年のびっくりは、アイソメスケッチが書いてあること。思わず、「答えが書いてあるじゃん・・・」とつぶやいてしまいました。
そうです。答えが書いてあるのです。問題の図ー2を見たら予想できましたが、造り付け家具を二つ考えるだけというシンプルな問題でした。逆に言うと、ここに時間がかかるんだな・・・・と。
三角スケールでアイソメを測ると・・・・・・・ノンスケール(てきとーな縮尺)ですね
世の中そんなに甘くない(笑)
ここで諦めた方が多かったかもしれませんが、懲りずに三角スケールを転がしてみると・・・・約1/80のスケールではありませんか!
つまり、1/400のスケールで数値を倍にすれば大体の寸法が出せるスケッチになっていました。これに気づかれた方は早く解けたと思います。
あとは書いてある通りに解答できたら・・・・問題ないでしょう。
減点になろうポイントを挙げてみます。
1、デスク付き壁面収納家具の上部に扉がない
2、デスク付き壁面収納家具のデスクが800程度になっていない。(大きすぎても小さすぎても×)程度という言葉は、+−10%、つまり720〜880くらいでしょう。
3、デスクチェアがない
4、収納部分が奥行き350になっていない。(背板含んでも含まなくても良いと思います)
5、液晶テレビがソファから見えにくい→位置はAの中でも中心〜バルコニー側の位置が望ましいですね
6、A4 1500以上、 B4 800以上 のスペースが必要。今回の問題では、仕切り板の厚みを除いた有効空間が必要ですね。
7、造り付けクローゼットの全面に扉がない
8、造り付けクローゼットの台輪(高さ60)がない
9、ハンガーパイプ延べ1500ない
10、ワイヤーバスケット大、小それぞれ4個の置き場がない
11、平面図:ベランダの絵がない
12、平面図:家具の名称がない
13、平面図:扉の開閉記号がない(引出は描きようがない!開き、折れ戸だけ)
14、平面図:天井面に照明器具がない。破線で図示されていない。(シーリングライトの設置は、必要条件に書いてませんが、出題者としては設置して欲しいのだと思います)
15、平面図:着彩が汚い。着彩がないと未完です!
16、家具の立面図1:左右が逆になっている
17、家具の立面図1:厚さを含めた寸法記入がない
18、家具の立面図1:仕上げがない
19、家具の立面図1:着彩が汚い。着彩がないと未完です!
20、家具の立面図2:扉が付いている
21、家具の立面図2:厚さを含めた寸法記入がない
22、家具の立面図2:着彩がある!あっても小減点でしょう。
23、家具リスト:アイソメ、平面図との整合がとれていない
24、家具リスト:木質の場合に樹種がない
無論、アイソメスケッチにあるものを平面図に書いてないと減点になります。(カーテン、ブラケット照明など)
以上私の思う減点内容です。1個や2個なら問題ないでしょう。逆に、完璧にできた人はほとんどいらっしゃらないでしょう。
合否はあくまで相対評価ですから、未完の方がどの程度いらっしゃったかによって許される減点の度合が変わります。
今年はパース、アイソメといった難解な図面、ギャラリー、教室といった住宅以外の居室が出ませんでした。基本をしっかり学習できていれば必ず解答できたはずです。
合否は、蓋をあけてみないと分かりません。2月まで判定を待って下さい。
今年も残りあとわずかですね。試験も終わったことですし、楽しいクリスマスと正月を迎えてください。
大変お疲れ様でした。 